GoogleやYahooのサジェストで自社のネガティブな情報を削除したい!和歌山の弁護士が解説
企業でよくあるサジェスト汚染の相談について
検索サイトにて以下のようなことでお困りではありませんか?
インターネット上の検索サイトにて自社名を検索しようとすると
「株式会社○○ ブラック」
「株式会社○○ やばい」
「株式会社○○ 詐欺」
などと表示されるような問題です。
インターネット上の検索サイトにおいて検索候補が表示される機能を「サジェスト表示」や「オートコンプリート」などと言います。
この機能は、検索者が検索項目について検索する際に検索しやすくなるようにするためのものですが、場合によっては不都合な(悪評が広まってしまうような)サジェスト表示がされていることがあります。このようなサジェスト表示は「サジェスト汚染」と呼ばれ、イメージダウンの原因となる恐れがあるため、早急な対策が必要です。
サジェスト汚染が起こったら削除を求めることはできる?
サジェスト表示は検索エンジン側のアルゴリズムにより、関心が強いサイトの内容などから作成されている側面もあるため、単に検索エンジン側にサジェスト表示についての削除請求するだけでは、サジェスト汚染の根本的な解決までには至りません。また、削除請求についても具体的な損害や法的根拠を説明できなければ、削除に至らない場合があります。そのため、以下のような方法でサジェスト汚染の対策を行います。
①サジェスト表示の検索結果に表示されるサイトに内容変更を求める
サジェスト汚染が、当該サジェストの検索結果として表示されるサイトの記載内容に起因している場合(例えば、該当サイトに、自社の情報と不都合なキーワード《詐欺、やばい、ブラックなど》がサイトの同じページに掲載されている場合等)に有効な対策です。
このような場合に代理人弁護士の名義で削除請求をすることで本気度が伝わり、より高い効果が期待できます。
他にも、法的な対策で削除請求する方法もあります。当該サイトに関わるプロバイダ業者に対し「プロバイダ責任制限法に基づく送信防止措置の申し出」を行うという方法です。この送信防止措置の代理業務は弁護士以外は扱うことができません。もちろん代理人をたてずに自社で行うこともできますが、プロバイダ責任制限法という法律に基づいて行う必要があるため、弁護士に依頼していただくことをお勧めいたします。
②検索エンジン側へサジェスト表示の削除を求める
検索エンジン側への削除請求に関する仕組みは複雑であり、法的知識を必要とする場合もあるため、弁護士に依頼していただくことをお勧めいたします。
過去の判例(最高裁判所平成29年1月31日決定)から見ても、裁判で削除を求めるためには多くの要件が必要とされており、あまり現実的ではありません。
そのため、この任意での削除請求でサジェスト汚染を削除する必要があるのかを具体的に説明必要があります。
まずは虎ノ門法律経済事務所和歌山支店の無料削除診断をご活用ください
GoogleやYahooのサジェストに関するお悩みを抱えている経営者様は、地元の弁護士である、虎ノ門法律経済事務所和歌山支店までご相談ください。
サジェスト汚染に関する削除については民間企業を利用したり個人で行ったりする方法もありますが、代理人弁護士をたてて法的な手段を取った方が良い場合もあります。当事務所では経験豊富な弁護士がお客様のご相談に丁寧にそして迅速にご対応いたします。是非お待ちしております。
誹謗中傷対策の特設ページもご用意しておりますのでぜひそちらもご覧ください。